2012年11月25日日曜日

徒然なるままに

思ったことを書き連ねる。

アメリカの学生も日本と変わらないところは変わらない。
違うのは大学や社会(就職に関する風潮など)のシステム。
そのため、研究の仕方、論文投稿に対するモチベーションのあり方も異なってくる。

ディスカッションは本当に多い。
アウトプットは大事だなと実感した。
でもそれが成り立つのもインプット(とらなければいけない授業とか)の量が多いから。
一口にアウトプットといっても、
知識の共有(インプットしたものを他人にすすめる)
というのも多い(メールで流れてくる)
もちろん研究内容を見て、こうした方が面白いというディスカッションも多いけど。

人脈作りは重要。
研究面に限らず、今回生活面において特に、
色々な方のお世話になって、
そのおかげでどうにか過ごすことができたと思う。

63日間私が関わった全ての人に
Thank you !

ハプニング集

ハプニング集 (注:無駄に長い)

書き忘れていたドキドキハラハラしたこと。
帰ってきた今なら笑えること。

*入国審査
 入国審査時、先輩とばらばらに入国審査を受けました。
私の担当の審査官はアジア系の人で、
「(パスポートを見ながら)きみー、かわいいんだから顔出さなきゃだめだよーwこの写真髪がちょっと顔にかかってるよー」
 「あははーすみません(苦笑)」
で始まりました。
滞在目的と日数をきかれて、和やかな雰囲気が一変。
「長くない??それ留学じゃないの?」
「正式じゃないから授業とらないし単位もらわないし...(必死)」
「ふーん、でもこの書類work on projectって書いてあるよね」
「いや、だかr(泣きたい)」
「こっちの大学からお金もらうの?」
「え?」
「No payなの?」
「No payだよ!!!(必死の形相)」
「わかった。それならいいよ」
 どうにか通ると先輩が何やら走っていくのが見えました。
 追いかけようとすると、審査官の人にお前はあっちだと言われました。

え、どういうこと。

何が起きているのかわからず不安になりながらluggage claimでカバンを回収。
数分後。先輩はまだ来ません。不安でいっぱいで泣きそうな自分がいました。
うろうろしていたら係の人に「 かばん探してるの?」と聞かれ、「一緒に来た人がまだ来なくて探してる」と言ったら、カウンターに行くといいよ、と教えてくれました。
カウンターに行ってお姉さんに事情を英語で話すと、
「それはしばらくお待ちになるかもしれません」

日本語で返ってきました。お姉さんは日本人だったようです。
もちろん、しばらくしてセカンダリから出てきた先輩と無事合流することができました。

*交通事故
 それはhomestayを始めて、ちょうど慣れてきた頃でした(学会終了後くらい)。
家に帰るにはRusselという交通量の多い道を最後に渡る必要があるのですが、
家の近くの渡るポイントは横断歩道があるだけで、

信号がありません。

信号のあるところで道を横断してしまうと、自転車専用道がなく、
自転車が通るには厳しい程度に狭い歩道しかないので、
そこで渡らざるを得ません。(徒歩だと4,50分かかりますw)
 そのため、タイミングを見計らって車がいない時に渡るか
親切な車が止まってくれた時に渡る必要があります。
(自転車が多い街なので結構止まってくれます)
 確か高速道路に繋がっているか何かで、結構とばしている車もいるので怖いです。

その日はタイミングが悪く、車が途切れるのを待っていました。
と、親切な一台の車が私に気がついて止まってくれました。
後続の二台目もそれに続いて止まります。

が。

その後ろの三台目の車が止まりきれずに

ドーン。

二台目の後ろにつっこみました。
煙とともに開く三台目のボンネット。

唖然。
え、目の前で交通事故とか。
しかも直接の原因はドライバーのスピード出し過ぎと不注意だけど、
間接的な原因は私ですよね??(風が吹けば桶屋が儲かる的な)
一瞬かたまりました。

スピードはそんなでもなかったけど(止まりきれなかっただけで)
二台目の車の後ろ、絶対へこんだよなー。大丈夫かなぁ。

とは思いましたが、反対車線もちょうど車がいなかったので、
自転車漕いで逃げました(^^;
ちょうど私の進行方向側から自転車漕いで来た青年に
「ヒュー♪やるねー」
とすれ違い様に言われましたが、もう笑うしかありませんでした。

*火事疑惑
一緒にテニスをしていただいていた方のおうちにお邪魔した時のこと。
 暖炉があるから暖炉に薪くべてみようよ!
と他の方の提案により、薪を買って火を点けて・・・
 なんだか煙い。
空気白い。
 ほぼ理系だったので
「やばいやばい、一酸化炭素中毒になる」
とみんなで言いながら窓をあけました。
 しかし一向に空気がよくならず、
夜中なのに火災報知器まで鳴る始末。
なんかおかしい・・・煙突つまってるのかなぁ、と一人が気がつきました。
「暖炉のこれ、ひっぱらないと煙突に空気いかないんじゃ」
既に大分燃えて暖炉の中熱くなっていましたが、どうにかそれをひっぱることができました。
いやぁ良かった良かった。

 その日は甘口のワインとデザートワインについて学びました。
アイスにかけて食べたら美味しかったなぁ。

*一周
host motherとご飯を食べに行った時のこと。
downtownまで少し遠いので車に乗せてもらいました。
帰り道。
ある道にパトカーが何台か止まっていて通れなさそうだったので迂回をすることに。
「いやぁねぇ、交通事故かしら」
と、host mother。
「交通事故といえば・・・」
と↑の交通事故の話をすると、
「あら、あなたのせいで事故が起きたのね!(爆笑)」
と二人で笑っていたら、運転していたhost motherが曲がる方向を間違えて、
何故かdowntownを一周してきてしまいました(笑)
「 あら間違えて一周しちゃったわ!」
結局host motherとずっと笑いっぱなしだった気がします。

あ、これだけドキドキハラハラしてないですね。

2012年11月7日水曜日

最終日

教授に挨拶をしに行くと、
「まだ帰らないよね?ケーキ頼んだんだけど」
と聞かれました。
教授は忙しいのでつかまえるのが大変かな、と思って
早めに行ってみたのですが(^^;
で、帰り際にfarewellケーキを食べました。
ピンク色のバラが飾られたケーキ!
いかにもなこの着色料はさすがアメリカ!←

そして寄書きもいただきました!大事にします。
英語も拙いですが、そもそも日本語でもこういう時の皆の前での挨拶は本当に苦手で、
喋ることが思いつきません。
楽しかったことも感謝の気持ちも色々あるけれど、
上手く言葉にまとまらなくて、結局今回も
ありがとう、ありがとう。それじゃ!
という非常にドライな感じになってしまいました。

host motherのLeslieとご飯を食べに行く約束があったので
そわそわしていたのもありますが。
自転車をとばして帰宅し、Leslieと家で待ち合わせてから、
ダウンタウンのVillage Pizza&Grillというお店に行きました。
スパイシーなチキンとピザを注文。美味しかったです。
ちょうど大統領選だったので、Leslieが頻繁に選挙の様子をチェックしていました。
選挙の話を少しして、何故か日本の話に。
と言っても食べ物の話ですが。


そんな感じでDavis最後の夜。ちょっとだけ寂しい。

2012年11月6日火曜日

最後の週末

ステイ先を紹介してくれたDavis Housing ServicesのJamesが
Farewell lunchしよう、と金曜日にご飯に連れて行ってくれました。
行った先はメキシコ料理のお店。
お昼時&おススメのお店ということもあってか、結構賑わっていました。
何を食べたかは別に書くとして、とても美味しかったです。
研究の話や学会の話をして、アメリカの話をして
「ラスベガス行ったことある?あそこはいいよ!あそここそアメリカ!他はアメリカじゃないよね。ほんとおススメ!」
やたらラスベガスを推されましたw
そこまで言われるといつか行ってみたいです。


土曜日はちょうどサマータイムが終わる日でした。
夕方にテニスをしてから、ご飯を食べに行きました。
「何が食べたい?」
と聞かれたのですが、
いわゆるアメリカ!的なハンバーガーは何度も食べているし、
ステーキもシアトルで食べているし、
美味しいメキシコ料理はJamesと食べたし、
そもそもhost motherのLeslieはとても料理上手で、
毎日色んな国の料理をつくってくれていたし(なんと味噌汁も)、
和食は日本に帰ってから食べた方が美味しいだろうし、
とつまってしまいました。なんて恵まれていたんだろう私。
Jamesには自転車も貸していただいたり、後半とてもお世話になりました。もちろん毎日美味しいご飯をつくってくれたhost motherのLeslieも。
そして一緒にテニスをしてくださった日本人の研究者の方々も。
短い期間でしたが、ラボのメンバーだけでなく、本当にたくさんの方にお世話になりました。

結局テニスの後はサクラメントの焼き肉屋さんまで行って食べ放題の焼き肉を食べました。
辛めの味付けの豚やプルコギや鳥など色々あって美味しかったです。
焼き肉の後は、テニスメンバーのうちの一人のおうちにお邪魔しました。
まったりお酒を飲みながらおしゃべりをして、気づいたらサマータイムが終わっていました。
アイスに甘めのワインをかけて食べると美味しいんだなぁとか、
生物系の研究の話を聞くのもやっぱり面白いなぁとか、
スポーツもだけど、音楽やってる人多いなぁ、何か音楽始めようかなとか、
色んなことをぼんやりと考えていました。
片付けが終わりかけて帰る準備を始めた時、呼び止められてぽーんと何か投げ渡されました。


キャッチして見てみると、寄せ書きされたテニスボールが。とても嬉しかったです。

少し寂しくもあるけれど、幸せな気分になれた最後の週末でした。

2012年11月1日木曜日

Trick or treat!

日本でも盛り上がっているところが結構あったようですが、
ハロウィンでした。
ラボでもパーティがありました。
服まで買う必要はないかなと思い、スーパーで頭につけるアイテムを買っていきました。
スーパーで$3~5でハロウィングッズが売られているのは便利ですね。
私服+αでやる気ない感じだろうか・・・と不安になりつつラボに行くと、
そうでもありませんでした。ちょっとだけ安心。
バナナとかタコスとかマカロンとか食べ物が多かったです。
あと布をマントのようにしてるだけの人も。
 
棒グラフだそうです(笑)

個人的にはこの棒グラフの仮装が好きです。Visualizationの研究室なだけのことはある(笑)
ラボのボスも額に第三の目を描いて現れて、一緒に写真を撮りました。


で、コーヒーとカップケーキをいただきました。
あとはラボに新しく設置されたモニタで色々映してそれを眺めたり、おしゃべりしたり。

アメリカのハロウィンは学内でもすごいというのを吹き込まれていたのですが、
思っていたよりも派手な感じではありませんでした。
血まみれの仮装の人とか一人見かけただけでしたし、
私と同じように頭に何かつけてる程度の人が多かった気がします。
アジア人が比較的多いからでしょうか・・・うーん
なにはともあれ、楽しかったです。

2012年10月27日土曜日

October Dinner

ということで10月のラボのメンバーでご飯を食べる会が木曜日にありました。

10月誕生日の人のお祝いも兼ねて。

Vacavilleという町の焼き肉屋さんに行きました。
運転できる人の車に乗って出発。
本当に車ないと不便です。逆に車あれば無敵なんじゃないかな。
肉と野菜と麺が置いてあって、自分でお皿に好きなだけ盛って持って行くと、
お店の人が全部まとめて焼いてくれるというお店でした。
つまり食べ放題。
だからこのお店を選んだな!

と思いながら食べてました(笑)
BBQじゃないだろう、と個人的には思うのですが、まぁ味はおいしかったです。

帰り。
「で、家どこ?」
「○○?わかんないけどそんな名前の通りなんだけど」
「どこそれ?」
「××にある通りだよ」
「××?それどこ?」
西の外れにあるためかあまり知られていないようでした。
 結局通りの名前の綴りも発音もわからず、近くまで行ってもらって
「はい、ここから道案内してー」
「え、え、えっとまっすぐいって」
「左折、右折?」
「右」
「ここで曲がるの?」
「その次!曲がるっていうか」
「そこのカーブの道に行くのね」
「そうそう、それで信号左!ストップ!」
 という感じでどうにか家に帰ることができました。
ドライバーと彼女さんに感謝。

そんな感じで未だに滞在先の通りの名前を覚えていません(ぇ

2012年10月26日金曜日

残すところ

時間はつくるもの。

私の尊敬する人二人(全く異なる所属)が言っていた言葉です。
まさしくその通りだと思います。

時間がないなんてただの言い訳。
自分でそのための時間が作れていないだけ。

私はうまく時間をつくれているだろうか。
帰国まであと二週間。
自分なりには
遊んで、研究して、色んな人と出会って、喋って。
とても充実しているように感じるけれど、
まだまだできることもある気がします。

残り二週間を悔いのないように過ごせるといいなぁ。